再びキャンプへ
お盆休みを利用して、妻と二人で長野県松川町へキャンプに出かけました。
訪れたのは、個人経営のキャンプ場「サンサンファーム松川」さん(公式サイトはこちら)。テントサイトは5区画とこじんまりしていて、静けさと清潔感が魅力です。特にトイレの衛生管理が行き届いていて、安心して利用できました。

このキャンプ場で販売されている豚肉が絶品で、毎回焼いて食べるのが楽しみのひとつ。お土産に買って帰ることもあります。
装備の進化と懐かしさ
今回の装備は、テント・タープ・テーブルセット・食器・ガスコンロ・LEDライト・充電バッテリー・寝袋・マットレスなど。
テントはポール一本で設営できるタイプ、タープは折りたたみ傘のように広げるだけの簡易式。調理はガスコンロ、照明はLEDライト。便利になったなあと実感します。


若い頃は、コールマンのホワイトガソリン式ランタンやコンロを使っていました。今も持っていますが、扱いは少々面倒。でも、あの広範囲に広がる明かりは懐かしい思い出です。
1日目:設営と温泉、夕暮れの乾杯
初日はテント設営後、近くの温泉で入浴。夕方には早速調理開始。
大切なのはお酒。日が落ちると涼しくなり、静かな時間の中での乾杯は何よりの贅沢です。
2日目:車山トレッキングと星空の夜
朝食にサンドイッチを作り、8時過ぎに車山肩へ向けて出発。高速道路を使えば約1時間で到着します。無料駐車場は満車でしたが、少し待てば空きが出てラッキーでした。


トレッキングシューズに履き替え、標高1925mの山頂を目指して約40分の登山。山頂にはオープンデッキがあり、記念撮影も楽しめました。神社でお参りも済ませ、涼しさに癒されました。

ロープウェイで来ている人は履き物でわかります。ペット同伴の方も増えていて、車山肩からは幼児連れの家族も登っていました。歩いて登るのも良い思い出になります。

午後はベーステントに戻る途中で入浴施設に立ち寄り、疲れを癒してから夕食の食材を調達。今夜は牛肉と野菜を炒めて、もちろん乾杯。時間がゆっくりと流れていきます。
夜は満天の星空。周囲が真っ暗なため、星が一層輝いて見えました。電気のなかった時代、人々は毎晩この星空を見上げて何を思っていたのでしょうか。
3日目:霧と撤収、そばの城で締めくくり
朝は霧が立ち込めていました。東から流れてくる霧が、中央アルプスの山並みを包み込んでいく様子は幻想的でした。
朝食はトースト、サラダ、スープ。シンプルながら十分な満足感。
霧も8時ごろには晴れ、青空がのぞき始めました。いよいよ撤収準備です。
テントやタープは夜露で湿っていたため、しっかり日光浴させてから折りたたみました。食器類も汚れを落として乾燥。次回のキャンプに備えて、保管の準備も万全です。
帰り道では「そばの城」に立ち寄り、昼食におそばをいただきました。道の駅としても機能していて、お土産や新鮮な野菜も手に入ります。
追記:熊の目撃情報に驚き
キャンプから戻った数日後、驚きのニュースが報道されました。
2025年8月4日午前10時10分ごろ、長野県松川町大島で熊が目撃されたという情報が、長野県警から発表されました。
私たちが滞在していた「サンサンファーム松川」も松川町内に位置しており、地理的に近い場所での目撃です。
出没時には熊が目撃されたのみで、人的被害は報告されていませんが、自然の中で過ごす際の安全意識の重要性を改めて感じました。
次回のキャンプでは、熊鈴の携帯や周辺情報の事前確認など、より慎重な準備を心がけたいと思います。
自然の魅力とリスクは表裏一体。静かな贅沢の中にも、現実への配慮が必要ですね。


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