【ありがとう、14年間の相棒】eHEVへの乗り換えとともに思うこと

14年乗り続けた車を手放すことになりました。
走行距離はおよそ167,000km。数えきれない思い出が詰まった、まさに人生の相棒でした。

はじめてのオートクルーズ体験、あの時の不安と驚き

この車に乗り始めた頃、オートクルーズという機能を初めて体験しました。
それは14年前、高速道路を走っていたときのこと。
速度を設定すると、自動的に加速を始めた車に思わず不安を感じ、すぐに設定を解除したのを今でも覚えています。

それともうひとつ、レーンのはみ出し警告にも助けられました。
白線を越えると警報音が鳴る――初めて体験した時は、「こんな時代が来たのか」と感動すら覚えました。
今では当たり前になった運転支援の技術ですが、その“前触れ”を体験できたのは、幸運だったと思います。

雪道でも安心だったフルタイム4WD

この車はフルタイム4WDでした。スタッドレスタイヤを履かせれば、多少の雪道でもまったく問題なし。
冬になるとタイヤを履き替えるのが恒例行事でした。
新しい車も4WDを選びました。排気量は1500ccとコンパクトになりますが、安心感はそのまま引き継がれます。

ハイブリッド車と比べれば燃費は劣ったけれど

今どきのeHEV(ハイブリッド)と比べると、燃費は半分以下、もしくは1/3程度しか走りませんでした。
でも、不思議と“走るのが楽しい”と感じさせてくれる車でした。
大きな事故もなく、安全に走り続けてこれたのはこの車のおかげ。
何より、妻も気に入っていたのが嬉しかった。

生活の変化、身体の変化、そして乗り換えへ

14年間で、私たち夫婦のライフスタイルは少しずつ変わってきました。
狭い道、駐車場、体力、反応速度――。
加齢とともに、無理をせず、安全に移動できる手段を考える時期に来ていたのかもしれません。

寂しさはあります。でも、それ以上に「ありがとう」と言いたい。
そして新しい車でも、自転車を積んで、またいろんなところへ出かけたいと思っています。

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